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ドラムカートリッジの交換には十分な注意を

ドラムカートリッジとは何かってよく質問されます。
そのドラムカートリッジの説明の前に、レーザープリンターの構造を簡単に説明します。
プリンターの給紙装置から紙が流れ始めます。
流れて来た紙は、二つのローラーでドラムカートリッジと転写ローラーの間に紙を送って行きます。
ドラムカートリッジに付着したトナーを、転写ローラーが紙にトナーを押し付け定着させます。

つまり、ドラムカートリッジとはハンコなんです。
印刷業界でいうところの「ブランケット」と同じ役割です。
但し、オフセット印刷機と違うところは、ドラムカートリッジはオフセット印刷機で言うところの版胴とブランケット双方の役割を担っていることろです。
差し詰め、オフセット印刷の版胴はプリンターで言うところのデータそのものと言うことができます。
データが直接ドラムに情報を書き込みために、版胴というものが必要ない訳です。
ちなみにオフセットの言葉の由来も、版と紙が直接触れないという事から名付けられています。
同じ言い方をすればプリンターは「オンセット印刷」になりますね。
さて、こう考えるとドラムカートリッジは、大変に重要な役割を持っていることに気付きます。
まあ、すべての部品が重要なんですけど、特に印刷の質という意味では、最も重要な部品と言えます。
したがって、このドラムの取り扱いはトナー以上に慎重になる必要があります。
特にドラムの交換には細心の注意が必要です。
見られた方も多いと思いますが、表面は青くキラキラしてます。
もし人がそこの表面を触ったら最後、確実にその指紋が紙に転写されます。
また、指紋が付いたからと言って、何かでふき取ると、そのふき取った後もまた印刷されてしまいます。
なぜ、これほどまでに繊細な部品をユーザーが扱う必要があるのか、正直私も疑問に思います。
もっと、キチンと保護された製品ができないのかと。
よくお客様から不良の相談を受けますが、ドラムそのものにキズがあるケースが非常に多く見られます。
ドラムの傷は以下のようなケースが考えられます。
  • @ トナーカートリッジ交換時
  • A 紙詰まりの紙を無理矢理ひっぱる
  • B 一度印刷した紙の裏紙で印刷する
  • 思い当たる方も多いと思います。

    @ トナーカートリッジ交換時


    プリンターの機種によっては、トナーカートリッジを外した際、ドラムが上から見ることができる機種があります。
    そのような機種の場合は特に注意が必要です。

    A 紙詰まりの紙を無理矢理ひっぱる


    紙が詰まったとき、その詰まった紙がドラムカートリッジと接している可能性があります。
    そんなときに強引に紙をひっぱれば、ドラム表面に傷が付いてしまいます。

    B 一度印刷した紙の裏紙で印刷する


    最近、これをする人も少なくなってきたと思いますが、一度印刷した紙がローラーによってカールされている場合があります。
    また、印刷面がローラーを通る際に転写ローラーやドラムカートリッジにインクが付着する可能性もあり、それが原因でドラムに傷がつくことがあります。
    このように極めてデリケートなドラムカートリッジですが、レーザープリンターの種類にはドラムとトナーが一体化されたものも数多くあります。
    この場合は、単独のドラムカートリッジ程デリケートではないのですが、やはり一体化されているが故に「雑に」扱われる傾向があります。
    一体化されていても、ドラム表面に傷を付けないよう、細心の注意でプリンターにセットしてください。