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リサイクルトナーを考察

@ リサイクルトナーか純正トナーかは、用途と許容で判断すべき

よく、リサイクルトナーは品質に問題があるから、買わないと言われることがあります。
別ページにも書きましたが、これは用途の問題と許容の問題です。
最近のリサイクルトナーの品質は以前に比べれば、飛躍的に向上しているのは間違いありません。
それは、自分の会社でも実際に使ってるので実感するところです。
でも、まだ世の中的には安かろう悪かろうという風潮、現実あります。
リサイクルトナーの品質を客観的に判断した場合、様々な問題があることは認めざる得ません。
具体的には罫線が細い、ブラックが薄い、カラー印刷が暗いとか。。。。
但し、これらはあくまでも純正トナーと比較して初めて認識できるものだと思います。
用途と許容という考えからすれば、多少の色気の差が許容できるものであれば「リサイクル」を使うべきだし、 イメージ重視の印刷物であれば純正を使った方が間違いありません。
これはコストとクオリティとの兼ね合いで選択するべき代物だと思います。
一般的な日常業務の用途を考えてみます。
当店で販売するリサイクルトナーの、ほとんどは「業務」で使用されます。
一般家庭でレーザープリンターを使う人は少ないでしょう。
また、カラーがモノクロかという部分でも、モノクロが6〜7割を占めます。
当然、カラー印刷が可能な機種を利用するところは多いのですが、出力の割合からすれば圧倒的にモノクロが多いです。
つまり、ほとんどが「文字物」です。
カラーを印刷する場合は、枚数の多くない「チラシ」で利用するケースや「プレゼン」の資料等が考えられます。
最近は「チラシ」もリサイクルトナーを利用するケースが増えて来ました。
理由は費用に他なりません。
いくら純正品に及ばない品質とは言っても、金額が3分の1とか4分の1であれば、リサイクルトナーを試したくもなります。
だから、チラシを印刷する場合でも、一度は試してみる価値があると思います。
もし、用途的に許容できるのであれば、将来に渡るコスト削減は相当な額になります。
許容できなければ、純正品や汎用品に戻せばいいだけの話です。
例えば、「請求書」や「納品書」と言ったフォーム印刷ならば、リサイクルトナーが最適です。
別にリサイクルトナーの品質がダメと言ってのではなく、純正品と同じレベルを望むことはできない、という話です。
自分ならば、モノクロはすべてリサイクルトナーを使います(実際使ってます)。
不良品の可能性も純正品よりも当然高くはなりますが、不良ならば交換してもらえばいいし、「業務」で使用する印刷物に「美」を求める必要もありません。
逆にカラー印刷であれば、「純正トナー」と「リサイクルトナー」を2セット用意します。
イメージ重視の印刷物が必要であれば「純正品」を使い、それ以外であれば「リサイクルトナー」を利用するようにします。
コスト削減には「面倒」は付き物です。
トナーという代物は、インクもそうですが、「紙」と同じようにサプライ品の中でもウェートが高い商品です。
出来る限り、コストを意識した利用をお願いします。